2010年11月23日

塩尻に降る雨は?

 ウィングロード/市営駐車場から連絡通路を経由して、えんぱーく(3F)に入ると、すぐ左側に「塩尻市立体地形図」が置いてあります。
塩尻に降る雨は?
 これを見ると、分水嶺(それも水系を太平洋と日本海を分ける中央分水嶺)で囲まれた塩尻市の様子がよくわかります。
 分水嶺だけではなく、鳥瞰的に3Dで見えるので、等高線だけの地図や文や口で説明するより一目瞭然、塩尻ってこんなところなんだ...と良くわかります。これを見た後、5Fの展望テラスに上がって、周りの山々を見ると見慣れた風景が違ってみえるかもわかりませんよ..?
 さてここで、クイズです。

「塩尻市に降る雨のほとんどは、奈良井川・犀川を経由して最終的に信濃川から日本海に流れていきます。ただ、1地域に降る雨だけは、太平洋に流れます。その地域とはどこでしょう?」

答は、こちらから↓

塩尻に降る雨は? 「塩尻市立体地形図」を見てもらえばすぐにわかりますが、答は、「北小野地区」です。善知鳥峠が分水嶺になっているため、ここ降った雨は、天竜川を経由して太平洋に流れていきます。
 普通、市町村や県の境は、山の尾根筋や川で構成されるので、同じ市町村に降った雨が日本海と太平洋に分かれるなんて珍しいと思います。

(↑クリックすると大きくなります。)
赤い線が市の境、黒い線が分水嶺、水色の線は、川です。
写真の黒い線の左側に降った雨は太平洋へ、右側に降った雨は日本海へ流れていきます。


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Posted by えんグリーン at 17:07 │えんぱーくの見所