ノーベル化学賞
ちょっとしたたわごとです。
昨日から、鈴木教授と根岸教授のノーベル化学賞授賞式のことが報道されています。授賞対象となったお二人の研究は、クロスカップリング反応に関するものだそうです。いろいろな解説書によると、このクロスカップリングは、異なる有機物を結び付けて新しい素材を作りだす技術で、そのままでは結びつきにくい性質のものを、触媒を使い、結合を可能にしているのだそうです。
考えてみると、私たちのえんぱーくらぶの活動は、普通なら結びつかなかった人達が、えんぱーくらぶ(えんぱーく)という触媒を通して、今までになかった新しい活動に繋がっている...見方によれば、市民活動のクロスカップリング反応ではないかと思います。
通常、人間社会活動と科学法則は、別次元のものと考えられますが、このように意外に似た現象があるようです。
ニュートンの運動の第一法則の「動き出すには外的な力を加える必要があり、動き出したものは、動き続ける」という慣性の法則は、何か人間の組織の動きをも、表現しているとおもいませんか?
以上、たわごとでした。
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